精神障害者手帳3級を持っていると仕事でどう扱われる?【実体験ベース】

メンタル
Startup businessman working analysis business information at office with laptop and documents on his desk.

こんにちは、さっちです。
今回は多くの方が気になっている
「精神障害者手帳3級を持っていると、仕事ではどう扱われるのか」
について、私自身の実体験をもとにお話しします。

ネット上には制度の説明は多くありますが、
実際に働く現場でどうなるのかは、なかなか見えてきません。
この記事では、
• 職場に伝えていない立場から見た現実
• 伝えた場合のメリット・デメリット
• 障害者雇用という選択肢

を、できるだけ正直にまとめています。

私は職場に精神障害者手帳3級を伝えていません

私は現在、精神障害者手帳3級を持っていますが、
職場ではそのことを公表していません。

公表する・しない、どちらにもメリットとデメリットがあります。
それを踏まえたうえで、私は「伝えない」という選択をしました。

【内部リンク】
私が精神障害者手帳3級を取得した経緯や、
メリットデメリットについては、以下の記事で詳しく書いています。
精神障害者手帳3級を取得した私のリアルな体験談|メリット・デメリットも正直に話します

伝えないと決めた理由

精神障害者手帳3級を取得したあと、
まず悩んだのが「職場に伝えるかどうか」でした。

最終的に伝えないと決めた理由は、
今の職場で、精神障害が原因で特別に困っていることがなかったからです。

また、伝えたとしても職場側が
「どこまで、どう配慮すればいいのか分からない」
と悩んでしまう可能性もあると感じました。

現時点では、
「精神障害者だから配慮してほしい」と強く思う場面がなかったため、
困ったことが出てきたら
具体的に「〇〇ができなくて困っています」と
個別に相談すればいいと考えました。

私の場合、そこに
「精神障害者だから」という区切りは必要ありませんでした。

隠して働くことで楽だったこと

手帳を持っていることを伝えずに働くことで、
精神的に楽だった面もあります。

特に大きかったのは、
職場の人に過剰に気を遣われなくて済むことです。

また、手帳をカミングアウトしたことで
「使えない人材」と見なされたり、
不利な扱いを受ける可能性も、
黙っている限りは起きません。

その意味で、
この選択がすべて悪かったとは思っていません。

逆にしんどかった場面

一方で、伝えていないからこそ、
無理をしてしまう場面もあります。

「ここで言えたら楽だったのに」
と感じたことは、正直ありました。

例えば私はAPD傾向があり、電話対応が苦手です。
しかしそれを伝えていないため、
他の人と同じように対応する必要があります。

また、仕事を一度に多く頼まれると
パニックになりそうになることもあります。
その場合は
「これ以上は忘れてしまうので、あとで教えてください」
と伝えて、いったん区切るようにしています。

こうした負荷は一つ一つは小さくても、
積み重なると大きなストレスになります。
これがつらい人は、
カミングアウトしたほうが楽な場合もあると思います。

「配慮されない前提」で働く現実

職場に伝えていない以上、
配慮がないのは当然だと自分に言い聞かせています。

それでも、
「この部分が苦手だ」と説明したくなる瞬間はあります。

ただ、苦手なことは健常者でも多少はあります。
そのため訴えたとしても
「それくらい普通」と流されることもあります。

そして、できなければ叱られます。
クローズで働くということは、そういう前提で働くということです。

健常者と同じ扱いを受けるためには、
同じ成果を求められる。
それが現実だと思っています。

精神障害者手帳3級を職場に伝えた場合のメリット・デメリット(私の考え)

ここでは、
精神障害者手帳3級を職場に伝えた場合の
メリット・デメリットを整理します。

あくまで私個人の考えですが、
判断材料の一つになれば幸いです。

伝えるメリットだと思うこと

職場に伝えることで、
確実に助かる人はいると思います。

特に、
苦手なことに対して配慮を受けられる可能性がある
という点は大きなメリットです。

理解のある職場であれば、
「伝えてよかった」と思える場面も多いでしょう。
結果として、自分の力を発揮しやすくなることもあります。

伝えるデメリットだと思うこと

一方で、伝えることで生じるリスクもあります。

私が一番懸念しているのは、
「リストラ候補になる」
もしくは
「暗に退職を勧められる」可能性です。

また、差別や偏見の問題も無視できません。
人は必ずしも善意だけで動くわけではなく、
色眼鏡で見られたり、噂を流される可能性もあります。

職場や上司によって差が出る点

精神障害への理解は、
職場や上司によって大きく異なります。

理解のある上司に当たれば良いですが、
そうでない場合は
配慮されないどころか、
苦手な部分を理由に無能扱いされることもあります。

その空気は周囲にも伝わり、
職場での立場を悪くしてしまうことがあります。

一見ましに見える
「腫れ物扱い」も、
結果的には同じような孤立を生む場合があります。

「理解される」と「腫れ物扱い」の違い

配慮と腫れ物扱いは、似ているようで全く違います。

配慮とは、
相手を尊重し、その人の力を発揮できるようにすること。
つまり、お互いにメリットのある関係です。

一方、腫れ物扱いは
「関わりたくない」という拒絶に近い態度です。
これは人を人として扱っていない、失礼な対応だと思います。

障害者雇用を考えるなら、精神障害者手帳3級の取得はおすすめ

障害者雇用と一般雇用で迷っている方は、
こちらの記事も参考になると思います。
【2025年版】障害者手帳で使える割引・支援サービスまとめ|精神障害者手帳3級でもOK

障害者雇用ならサポートが受けられる

障害者雇用枠で働く場合、
精神障害者手帳が必要になることが多いです。

ハローワーク経由での就職では、
福祉施設や専門機関と連携し、
就労から職場定着まで支援を受けられるケースもあります。

一般雇用との働き方の違い

一般雇用と障害者雇用では、
評価の基準が異なります。

一般雇用では
業績・スキル・リーダーシップが重視されやすい一方、
障害者雇用では
業務の進捗、定着率、支援への適応なども評価対象になります。

配慮が「制度として」用意されている安心感

障害者雇用では、
配慮が個人の善意ではなく、制度として用意されています。

ジョブコーチ(職場適応援助者)が派遣され、
本人と企業の双方を支援する仕組みもあります。

この点に安心感を覚える人は多いと思います。

私が一般雇用を選んでいる理由(補足)

それでも私が一般雇用を選んでいるのは、
仕事の選択肢が多いからです。

障害者雇用は、
地域・勤務時間・条件などの面で
どうしても選択肢が限られます。

自分の生活条件に合わせると、
一般雇用の方が現実的だった、という理由です。

まとめ|精神障害者手帳3級と仕事の向き合い方は人それぞれ

伝える・伝えないはどちらも間違いじゃない

精神障害者手帳3級を持っているからといって、
選択肢が一つに決まるわけではありません。

どちらを選んでも、間違いではないと思います。
大切なのは、自分に合っているかどうかです。

迷っている人へ伝えたいこと

どれだけ調べても、
仕事が合うかどうかは、最終的には運の要素があります。

どうしても合わない職場なら、辞めてもいい。
合う職場に出会えたらラッキー、
そのくらいの気持ちでいいと思います。

仕事は人生のすべてではありません。
お金を得るための手段の一つです。

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