精神障害者手帳3級でも結婚生活はできる?当事者のリアル体験

メンタル

こんにちは、さっちです。
今回は

「精神障害者手帳3級でも、結婚生活はできるの?」

というテーマについて、私の実体験をもとにお話ししたいと思います。

結論から言うと、
私の場合は「できる」です。

もちろん、何も考えなくても自然にうまくいくわけではありません。
でも、相手との相性や工夫次第で、結婚生活は十分続けていけると感じています。

この記事では、私が結婚前に不安だったことや、実際に結婚生活を送って感じたことを順番にまとめていきます。

結婚前に不安だったこと

結婚前に特に不安だったのは、次の3つです。
• 結婚生活を続けられるのか
• 相手の負担になるのではないか
• 普通の家庭が築けるのか

ここでは、それぞれについて実際の経験をもとにお話しします。

結婚する前の婚活については、こちらの記事で詳しく書いています。
精神障害者手帳3級でも婚活できる?当事者の婚活体験

自分に結婚生活が続けられるのか不安だった

これはかなり不安でした。
でも今振り返ると、結婚生活は

「気づいたら積み重なって続いていた」

という感覚です。

まさに「案ずるより産むがやすし」でした。

ただし、結婚生活を続けるためには
お互いを尊重することがとても大切です。

たとえば
• 相手の「困った」を無視しない
• 自分のつらいことはきちんと伝える
• 相手が大切にしているものを大切にする

このあたりができていれば、結婚生活は意外と回っていきます。

逆に、自分は相手を尊重しているのに、
相手がこちらを尊重しない場合は注意が必要です。

それは単なる相性の問題ではなく、
モラハラなどの赤信号の可能性もあります。

その場合は、無理に我慢せず距離を取ることも大切です。

相手に迷惑をかけるのではと考えていた

障害や生きづらさを抱えている人なら、
「相手に迷惑をかけるのでは」と不安になるのはかなりあるあるだと思います。

ちなみに私は、当時まだ障害を自覚してはいませんでしたが、
それでも

「自分は相手をかなり悩ませるかもしれない」

という不安はありました。

最悪、結婚してすぐ離婚になるかもしれないと考えたこともあります。

でも、実際に生活してみると
夫は「逃げるのが上手い人」でした。

私が癇癪を起こしたときも、
影のようにすっといなくなって、
私の機嫌が回復した頃にこそっと戻ってきます。

こればかりは本当に相性です。

自分では

「ここが相手の負担になるかも」

と思っていても、
実際には相手にとってそれほど大きな問題ではないこともあります。

普通の人のように家庭を築けるのか分からなかった

これも悩みました。

でも、よく考えると
「普通の家庭」って何なのでしょうか。

家庭の形なんて、家族の数だけあります。

結婚生活で一番大切なのは、
夫婦が心地よく過ごせることだと私は思います。

そのために
• どこで折り合いをつけるか
• 何を役割分担するか
• 何を「できなくてもいい」とするか

を話し合えることが大切です。

たとえば、自分が片付けが苦手でも
相手がその分野が得意なら家庭は回ります。

「子どもができたらどうしよう」など先のことも不安になりますが、
まずは今の生活をどう心地よくするかを考える方が大事だと感じました。

結婚生活の先にある子育てについて不安がある方は、こちらの記事も参考になるかもしれません。
精神疾患持ちの子育ては無理?当事者が感じた現実と助けられたもの

実際に結婚生活をして感じたこと

実際に結婚してみて思ったのは、
結婚したからといって急に人生が激変するわけではないということです。

私は一人暮らしの経験もあったので、
感覚としては

「一人暮らしに、もう一人加わった」

くらいでした。

結婚したからといって、すべてが急に変わるわけではなかった

本当にこれです。

「妻だから急に家事が完璧になる」
「夫だから急に大黒柱になる」

そんなことは、なかなかできません。

特に新婚の頃は、
お互い仕事をしていることも多いので、

一人暮らし+一人暮らし=結婚生活

という感覚に近いと思います。

家事も、できる方がやる。
むしろ、これからの時代はその方が自然だと思います。

一緒に暮らすことで安心できる面もあった

結婚生活でありがたかったのは、
家に帰ったときに話を聞いてくれる人がいることでした。

仕事でつらいことがあったとき、
それだけでもかなり救われました。

また、私は家電関係があまり得意ではないのですが、
そのあたりに詳しい夫が色々やってくれました。

こうした
• 心の支えになること
• 得意なことを補い合えること

は、家庭を持つ大きなメリットだと思います。

一人では難しいことも、二人だと回ることがあった

私の場合、一人暮らしだと
ご飯はかなり適当になりがちでした。

でも、夫がいることで

「待っている人がいる」

と思えて、
栄養バランスを考えたご飯を作るようになりました。

洗濯も同じです。
一人だと週1回でも済ませていましたが、
二人暮らしになると量も増えるので、
結果的に毎日回すようになりました。

そういう意味で、
一人では崩れがちな生活が、二人だと整いやすくなることもありました。

しんどかった場面と、そのときどうしていたか

もちろん、結婚生活の中でしんどい時もあります。

そんな時、私はよく実家の母に電話をしていました。
他にも、友達や職場の人に愚痴を聞いてもらうこともありました。

家庭を持っている人は意外と

「分かるよ、それ」

と受け止めてくれることが多く、
それだけでもかなり心が軽くなりました。

体調や気分の波があるときは家事がつらかった

体調が悪い時でも、
家事をしないといけない場面はあります。

そういう時は
• 夫に頼む
• 総菜を買う
• 外食にする

など、無理に一人で回そうとしないようにしていました。

結婚生活は、一人で全部背負うものではありません。
頼れるところは頼っていいと思います。

疲れているときは一人の時間が必要だった

これもかなり大事です。

私は一人になりたい時、夫に

「この日は家で一人になりたい」

とあらかじめ伝えるようにしていました。

そうすると、夫も予定を立てやすくなりますし、
私も安心して一人の時間を確保できます。

今では、夫が子どもを連れて外出してくれることもあります。

それが難しい場合は、
自分が一人で外出する予定を入れるだけでもかなり違います。

無理をしないために「できない日」があってもいいと考えた

人間には、どうしてもつらい日があります。

そんな日は

「できなかった」ではなく
「できない日もある」

と考えた方が、かなり楽です。

家庭のことも同じで、
毎日きっちりやろうとすると、
いずれ充電が切れてしまいます。

自分だけでなく、相手にもそういう日があると理解することが大切です。

二人とも疲れている日は、
お風呂屋さんに行ってラーメンを食べて帰る日があってもいいと思います。

結婚生活で大事だと感じたこと

結婚生活で一番大事なのは、
やはり「相手を尊重すること」だと感じています。

たとえば
• 相手の嫌がることをしない
• 相手が喜んでいることを一緒に喜ぶ
• 「行ってらっしゃい」など、毎日声をかける

こういう小さなことの積み重ねが、
結婚生活を支えていると思います。

自分の特性や苦手をある程度わかっておくこと

これもかなり大切です。

自分が
• 何ができるのか
• 何が苦手なのか

をある程度把握しておかないと、
気づかないうちに相手に負担が偏ってしまうことがあります。

助け合える関係を作るためには、
「自分が相手に何を返せるか」も知っておくことが大切だと感じました。

相手が全部完璧じゃなくてもいいと思えること

相手も人間です。
完璧な人なんていません。

何かしら欠点はあります。

ただし、その欠点が
• 暴言や暴力
• 借金や浪費
• 重大な嘘

など、尊重を壊すものなら話は別です。

そこは「仕方ない」で済ませず、
きちんと考えた方がいい部分です。

お互いに「無理をしすぎない」ことが大切だった

どれだけ相性が良くても、
いつも緊張している関係は長続きしません。

うちの夫婦の話ですが、
以前、寝室が夫のおならでかなり臭くなったことがありました。

私が「臭い!」と言うと、
気を使った(つもりの)夫が

「じゃあ僕が部屋を出るよ」

と言ったのです。

私はすかさず

「私を臭い部屋に残す気?」

と返しました。

そう、夫婦とは
おならのやり取りで笑い合えるくらいの関係がちょうどいいのです。

どんくさいことでも笑い合える。
家事も仕事も、頑張りすぎなくていい。

そのくらいが、長く続く関係にはちょうどいいのだと思います。

精神障害者手帳3級でも結婚生活はできるのか

これは「精神障害者手帳3級だからできる・できない」というより、
もう少し広い話だと思います。

元気な夫婦でも離婚することはありますし、
障害を持っている夫婦でも長く続いている人たちはいます。

できるかどうかは「障害の有無」だけでは決まらない

本当にその通りだと思います。

夫婦生活は、
お互いの相性や距離感で決まる部分が大きいです。

片方の愛情が大きすぎても、小さすぎても苦しくなります。

お互いが心地よい距離でいられることが、
長く一緒にいるための秘訣だと感じています。

環境の影響はかなり大きい

環境もかなり大切です。

本人たちの関係が良くても、
• 両親が強く反対している
• 周囲の人間関係が悪い
• 悪影響を与える人が近くにいる

などの環境要因があると、
それだけでかなりしんどくなります。

そういう時は、
悪影響のある環境からできるだけ距離を取ることも大切です。

完璧じゃなくても生活は回っていく

結婚生活は、結局のところ生活です。

生活は毎日続いていきます。
• できる日もある
• できない日もある
• うまくいく日もある
• しんどい日もある

それでも、一日は過ぎていきます。

完璧にしなくても、生活は回ります。
その積み重ねが、夫婦生活になっていくのだと思います。

まとめ|精神障害者手帳3級でも、結婚生活は工夫しながら続けていける

結婚生活は、言い換えれば「生活」です。

生活は、工夫を重ねることで少しずつ改善していきます。

急に全部がうまくいくことはなくても、
• 小さな思いやり
• 小さな工夫
• 小さな助け合い

を毎日積み重ねていけば、
1か月後、半年後、1年後には大きな違いになります。

夫婦関係も同じです。

小さな思いやりを積み重ねていくことで、
少しずつ「信じ合える関係」になっていくのだと思います。

これは「精神障害者手帳3級だから」というより、
どんな夫婦にも共通することです。

完璧じゃなくても、
工夫しながら続けていけるなら、それで十分だと私は思います。

精神障害者手帳3級を持つ私が、実際に「やってよかった」と感じたことは、こちらの記事にまとめています。
精神障害者手帳3級でやってよかったことランキング【当事者体験】

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